Facebookへの注目が高まる中、多くの企業などがFacebook広告を利用するようになっています。
OTR Globalがアメリカの広告会社など15社に行った調査によると、過去1年間でFacebook広告は64から69パーセント上昇しており、今後1年も同様のペースで拡大するとのことです。

アメリカのFacebook広告、コマースの現状を簡単にまとめたREPORT: Facebook Ads Surge Despite Lag In ROIを、私見を加えてサマリーしてみました。

Facebook広告は安い

Facebook広告をROIという観点で見ると結果は回答者によってまちまちのようです。”とっても効果的だ”という回答者もいれば、”まだ効果が見える段階にない”という回答者もいるようです。

回答者のひとりは”ブランドはFacebook広告に大きく舵をきっている。インプレッションコストで考えれば、テレビや雑誌の半額以下だ。ブランドは容易に顧客にリーチできる手段だと考え始めているので、今後の広告を選択する際にFacebook広告は有力な選択肢になると思う”ということです。

Facebook広告単価は上昇していると言われますが、Yahoo!など有力広告メディアのCPMsが$15-25なのに対して、Facebook広告は$4-8ということですので、3分の1程度にすぎないことになります。

アメリカでもFacebookで買い物はまだしていない

日本人は、アメリカではFacebookでなんでもできると思い込んでいるところがあるのですが、実は、アメリカでもFacebookでのショッピングはまだこれからという段階です。
実際に、多くのアメリカの企業Facebookページは商品を紹介していますが、クリックすると企業やコマースウェブサイトに飛んでいくケースが大半です。

記事でも、”Facebookはまだショッピングディスティネーションに至っていないし、これからそうなるかも不透明だ”としています。

一方で、”ショッピングユーザーはFacebook上では12ページを閲覧しているが、Google検索では4ページしか見ていない”という回答者のコメントも記載しています。

ただ、このコメントはどう解釈するかだと思うのですが、”ユーザーはFacebookだと多くの情報を入手しようとする。すなわち、Facebookで商品情報を出すべきだ”とするのか、”ユーザーはGoogleを使えば、12ページも見ずに、たった4ページで欲しい物を見つけられる”とするのかで、大きく意味が変わってきます。

私の印象では、後者。すなわち欲しいものを効率的に探すにはGoogleのほうが3倍優れているという気がします。実際、Facebook上の検索は、なかなか難しいのがあります。

Facebookの特徴である人のつながり(ソーシャルグラフ)を利用して、欲しい商品の情報を人から入手するということも、現時点ではそれほど多くはなく、多くのユーザーはGoogleで検索しているような気がします。

新聞広告がFacebook広告に流れている

Facebook広告に流れている広告費の源泉について、回答者は新聞広告費と広告費の純増を挙げています。

日本のケースを、そのまま当てはめることは難しいと思いますが、なかなか広告費を純増できる日本企業は少ないような気がしますので、新聞や雑誌、テレビ、ラジオなどの広告費を削ることになるのではないでしょうか。

ただ、日本の場合、Faceboo広告はまだまだ活用されておらず単価も低めですので、大手企業が新聞、雑誌につぎ込んでいる広告費の10分の1でもFacebook広告に流せば、Facebookページの右側の広告欄は支配できるのではないでしょうか。

実際、auさんが先日、Facebookページを開設した際は、結構な割合でau広告が表示されていましたし、あっと言う間に万単位のファンをあつめることに成功されてましたので、今、大手企業にとってはバーゲン価格でファンを獲得できるチャンスなのかもしれません。



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