2012年YouTubeで最も再生されたCM ベスト300
2012年は多くの企業・ブランドがYouTubeを活用した年
2012年はFacebookが昨年に引き続いて日本でユーザーを拡大し、月間ユーザー数が1,500万人に到達する一方で、新たにLINEがスマホ時代のコミュニケーションツールとして日本で約3,500万ユーザー、世界で7,500万ユーザーを獲得し一気にグローバルプラットフォームの主要プレイヤーの仲間入りを果たした年でした。
連日、LINEやFacebookがメディアで大きく扱われる中で、動画配信の標準プラットフォームの地位を確かなものにしたのがYouTubeで、多くの企業・ブランドが公式チャンネルを開設し、CMやPR動画を公開しはじめた年でもあります。
昨年、実施した2011年Youtubeで最も再生された日本企業CM ベスト50では、多くの動画が非公式に公開されたもので、記事中でも「もっとYouTubeを活用しましょう」と呼びかけたものですが、今年は137もの企業・ブランド公式チェンネルがfacenaviに登録されており、8,445本もの動画がアップロードされました。
調査概要
調査日:2012年12月2日(日)
調査対象:facenaviに登録されている日本企業・ブランドのYouTube公式チャンネル(137社・ブランド)で2012年1月1日以降に公開された動画8,445本
1位はトヨタ自動車「オーリス」のCMで再生回数640万回
1位のトヨタ自動車「オーリス」のCMはご覧になった方も多いと思います。「金髪の美女が赤い下着を身に着けてオーリスに歩いて行き、振り返ると実は」という非常に印象に残るCMでした。
7位のメルセデス・ベンツのCMは公開されたばかりですが、メルセデス・ベンツのCMがアニメという意外感もあり人気となっています。全体の傾向としては自動車会社のCMが多いということと、タレントを起用したCMのランクインが少ないということです。
これはタレントが登場したCMの人気が低いということではなく、権利関係などからどうしてもYouTubeで公開される本数が少ないことに起因すると想定されます。例えば、今年多くのCMに登場していた嵐をはじめとするジャニーズや武井咲さんなどのCMはランクインしていません。
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(参考データ)
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