Facebookアプリケーション開発

Facebookの成長を加速させたのはFacebookを開発者に開放し、誰でも自由に膨大なソーシャルグラフ・データを利用したアプリケーションを開発できるようにするというプラットフォーム戦略です。
Facebookアプリの利用方法はさまざまです。Znygaj(ジンガ)のようにゲームであったり、Facebookページに便利な機能を追加したり、ブログにFacebookのユーザー情報を掲載したりすることはいまや当たり前のようになっています。実際、Facebookの外のウェブサイトを利用していてもFacebookと連携した機能を目にする機会は(特にアメリカ)では多くなっています。

Facebookアプリケーションが稼動する場所
Facebookアプリケーションは、もちろんFacebookで稼動しますがそれ以外にも大きく分けて以下の3つの場所で提供することができます。

  1. Facebook内のページ
  2. Facebook外のウェブサイトやブログ
  3. 携帯端末(スマートフォン)

開発言語(スキル)
また、開発者によって得意なスキルは違うと思います。サーバーサイドでPHPなどで開発される方、クライアントサイドでHTML,CSS,JavaScriptで開発される方、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン向けに開発される方。Facebookアプリは得意な言語(スキル)で開発できます。開発方法は大きく分けて以下の4種類があります。

  1. Facebookプラグイン
    あまりスキルが要求されません。Facebookの外で運用しているウェブサイトやブログで簡単に利用できます。Wordpressを利用していればプラグインをインストールするだけで利用できるようになります

  2. JavaScript
    クライアント開発をする際に利用されます。JavaScript SDKが提供されています。FBMLの2011年3月に廃止に伴い、これまでFBMLで開発されていたアプリの多くは今後JavaScript SDKで開発されるようになります

  3. PHP,Pythonなど
    サーバーサイドで開発する際に利用されます。もちろんJavaなどの言語でも開発可能ですが、PHPPythonはSDKが用意されています。
  4. iOS,Android
    iPhoneやAndroidといったスマートフォンのアプリを開発する際に利用されます。iOS(iPhone,iPod touch,iPad)Android向けにSDKが用意されています。

FBMLは廃止
FBML(Facebookマークアップ言語)は2011年3月11日で廃止です。

開発用テストユーザー
テストであっても、偽のアカウントでアプリケーションを開発することは、利用規定に反しています。Facebookが、偽のアカウントで開発していることを発見した場合、アプリケーションが削除されることもあります。また、テスト用に偽のFacebookアカウントを作成することも禁止されています。

アプリケーション開発用に複数のFacebookユーザーアカウントが必要な場合は、手順で500アカウントまでテストユーザーを取得できます。
→ Test Users

アプリ用アクセストークン取得
→ Facebookアプリ用のアクセストークンの取得方法

Facebookアプリ開発 役に立つリンク集

開発者向け最新情報
開発者向けの最新情報は開発者ブログで公開されています。

開発者情報交換
Facebook Developers Forumでは開発について質疑応答や情報交換をすることができます。

プラットフォームの障害とパフォーマンス状況
プラットフォームのライブステータスにてAPIのレスポンス状況やエラー発生状況について確認できます。なにか、おかしいなと思ったら確認してみましょう。

開発者向けリンク
Facebook公式
Facebook Developers
FQL Reference
Permissions
ユーザーに求めることができる権限許可リストです
ツール
Graph API Explore
FQL Testコンソール
一般ユーザーによる開発情報
→ Mastering API(英語)
具体的なFacebook APIチュートリアルを紹介しています。例えば、Facebookタブを訪れたユーザーが既にいいね!を押しているかを判断する方法などをコード付きで説明してくれています。

→ Facebook開発者向けドキュメントの日本語訳とTips
日本語で分かりやすく解説されています







 

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