子供のころ、友達と自分の部屋で遊んでいるところに、母親が飲み物や食べ物を持ってきてくれると会話が止まったものです。友達、特に彼女との会話の間に、親が入ってくるのはイヤなものでした。

しかし、現在のアメリカの親子はもっとオープンな関係のようで、なんと92%の親子がFacebookで友達になっているそうです。親が、子供と”つながりたい”と想うのは分かるのですが、子供はイヤじゃないのかなと想うのですが、お互いのウォールへの書き込みは親子共に半数にも及ぶという数字から、案外子供のほうも気になっていないようです。

アメリカのデータですが、ソーシャル上の親子関係という興味深いデータなので紹介させていただきます。調査対象の子供の年齢層もわかれば、もっと良かったのですが、この回答者が中学生なのか大学生なのかは分かりません。

92%の親が子供とFacebookで友達になっている

92%がつながっているってスゴイ数字ですよね。子供とつながることを望まない親も8%くらいはいるでしょうから、アメリカでは、”どちらかが望めばFacebookでつながる”というのが普通なんでしょうね。
本当にザクっとした感覚なんですが、日本ではせいぜい25%くらいじゃないでしょうか。

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72%の親が子供のパスワードを知っている

これまたスゴイ数字ですね。でも、親は知ってるつもりでも、子供がパスワード変更している可能性は大きいと思いますが。

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74%の親がほぼ毎日チェック

74%の親がほぼ毎日、ウォールをチェックしているようですが、理由は安全性が40%、興味が15%ということです。

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親子共に半数が、ウォールに書き込み

親子ともに半数が、お互いのウォールに書き込みをしているそうですが、逆に言うと半数はしていないということで、やはりそっと見守るということでしょうか。
また、29%の親は子供のプロフィールの一部しか見れないということです。

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親の一番の心配は宿題や用事をやらないこと

子供がFacebookを利用することで心配なことは、1位が”Facebookにのめり込んで宿題や用事をしないこと(56%)”で、以下、”友達や家族と過ごす時間が少なくなること(45%)”、”Facebookで知らない人と知り合いになること(41%)”、”友達をいじめてないか(17%)”、”友達にいじめられていないか(16%)”でした。”特に心配はない”という親も24%いました。

興味深いのが、コミュニケーションツールであるFacebookの利用によって”友達や家族と過ごす時間が少なくなること”を心配している親が相当数いることです。Facebookでのコミュニケーション”だけ”では、本当の関係を築けないと感じているではないでしょうか。

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24%の子供が親はFacebookをちゃんと使えてないと

まあ、そうでしょうね。

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63%の親は、自分はFacebookの使い方をよく知ってると

一方、親は”自分は結構、使えてる”と。これまた、まあそうでしょうね。

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(元ネタ) Most Parents Monitor Kids on Facebook — And Have Their Passwords [INFOGRAPHIC]



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