パーゴルフがユニクロ、スターバックス、無印良品などを抑えファン数実質1位

パーゴルフのファン数が、51万人を突板しFacebook Japan公式ページに次いで日本で2番目に多いfacebookページとなっています。(2011年10月15日時点)。
Facebook Japan公式ページは、サポート情報などを期待してファンになった人も多いと思いますので、通常のfacebookページと別枠と考えると、実質日本で1番ファンが多いfacebookページと言えると思います。

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また、伸びもここに来て大幅に増加しており直近7日間(2011年10月8~15日)で5万人ものファンを獲得しています。

ファン数増加ランキング

(参考)
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パーゴルフ発行部数の2.5倍のファンを獲得

社団法人日本雑誌協会のデータによると週刊パーゴルフ(学習研究社)の発行部数は20万部ということですから、雑誌購読者の2.5倍のファンをfacebookで獲得していることになります。

(参考)JMPAマガジンデータ

パーゴルフの人気の秘密

気になるのは、”どうしてパーゴルフが日本で1番ファンが多いページになったか”です。

頻繁にゴルファーにとって有益な情報を写真付きで提供していることがファンを惹きつけている要因であることは明らかですが、ゴルフダイジェストに比べて特別な情報を提供しているようには思えません。実は私はゴルフにそれほど詳しくないのですが、ゴルフダイジェストのほうが雑誌に関しては発行部数も多いようです。

しかし、facebookページにおいてパーゴルフは、ゴルフダイジェストと比べてファン数で約60倍(*)の差をつけています。

ちょっと調べれば、理由は簡単でした。

パーゴルフは多くの外国人ユーザーをファンにしているのです。

例えば、ナヨン選手の今季初勝利のポストには900以上のいいね!と50以上のコメントが寄せられていますが、多くは外国人ユーザーによるものです。

パーゴルフ

外国人ユーザ、特に東南アジアのユーザーは広告によって、比較的安価にファンになってもらえると言われています。実際に、いいね!を獲得することを目的にアジアのファンを獲得していると思われる日本のページもあります。

しかし、パーゴルフは戦略的に外国ユーザーを獲得しているように思えます。というのは、以下のポストのようにきちんとした英語を併記しているからです。

つまり、意識的に日本から諸外国に対して、ゴルフ情報発信を行うという戦略をとっていると考えられます。

もし、そうであれば素晴らしい試みだと思います。

UPDATE: パーゴルフさんから、本ページの下部にあるコメント機能を通じて、直接情報をいただきました!推測通り、グローバル展開をすすめており外国人ユーザーが多いのは狙い通りとのことで、ゴルフ情報媒体としては日本一だけでなく世界一ということです。このように、直接、当事者の方からすぐに情報をいただけるところが”ソーシャル”ですね!

これまで、有力新聞社を含め日本メディアの国際化は製造業などに比べ大きく出遅れていたと思いますが、facebookというグローバルプラットフォームを活用することで、飛躍的に手軽に安く早く世界に情報発信できるようになったと思います。

これからも、どんどん多くの日本メディアがfacebookを活用してグローバルにビジネスを展開して行くことを期待していますし、パーゴルフがアジアにおけるゴルフ情報メディアとしての地位を確立すればfacebookを本当の意味で活用できた事例になると思います。

英語併記の記事

*2011年10月21日時点 パーゴルフ 561,232人、ゴルフダイジェスト 9,325人



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