iPhone7ではイヤフォンジャックがなくなり話題になりましたが、アップルからはAirPods、BeatsからはBeatsXが発売されワイヤレスで音楽を楽しむことが薦められています。
これまでもワイヤレス・イヤフォンはありましたが、AirPodsの特徴はとにかくiPhoneとの相性が良くケースから出すとすぐにつながるだけでなく、耳から外すとiPhoneの音楽が自動的に停止したり、AirPodsをタップするとSiriが立ち上がり音楽に関する命令(音量を上げる、止めるなど)だけでなく、今日の天気とか時間とかも教えてくれるなど、よく言われることですが「これまでにない経験」を得られることにあります。

なかなかブログで伝えるのは難しいので、ちょっと値段が高いのですが是非試して欲しいと思える製品です。

さて、よくAirPodsやBeatsXにはW1チップが入っていると言われるのですが、そもそもW1チップとはなんなんでしょうか。ネットで調べてみたのですが、これという答えが見つかりません。

そこで基本に戻りアップル公式サイトで調べることにしました。

アップルの公式サイトによると「AirPodsのこのような驚きはすべて、専用に設計されたAppleのW1チップがもたらします。このチップは接続とサウンドの質を向上させるために、極めて効率の良いワイヤレス接続を生み出します。さらにW1チップは非常に優れた方法でバッテリー駆動時間を管理するので、1回の充電で5時間聴き続けることができます。」ということ。

どうもW1チップというのは様々な制御をおこなってくれているようで、これによって単なるイヤフォンではなく音やバッテリーなどを最適な状態にしてくれているようです。

さらに、周囲の音(ノイズ)を取り除いてくれるようで、電話とかするときもこちらの声がはっきりと聞こえるようにしてくれるようです。
「話していることを認識します。あなたが話をすると音声加速度センサーがそれを認識し、2つのビームフォーミングマイクロフォンと連係しながら、周囲のノイズを取り除いてあなたの声に狙いを定めます。」

また、耳につけると音楽が流れ、耳から外すと音楽を止めると言った操作もW1チップがやってくれているよう。
「聴いていることを認識します。光学センサーとモーション加速度センサーがW1チップと連係し、オーディオのコントロールとマイクロフォンの接続を自動で行います。これにより、AirPodsは両耳でも片耳だけでも使えるようになります。耳につけるとすぐにオーディオが再生されるのも、これらのセンサーが仕事をしているからです。」

まとめるとW1チップとは、イヤフォンを単なる音を聴くための機器からセンサーなどから得た情報に応じて音質やバッテリーなどを最適化してくれ、音のオンオフなども自動的に実施してくれる装置ということのようですね。



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