iPhone7発表日、予約開始日、発売日

iPhone7はサンフランシスコの時間で9月7日(水)の午前10時から発表されます。日本での時間は9月8日(木)の午前2時となり、起きているのはなかなか難しい時間帯になります。

iPhone6sの発表が日本時間で2015年9月10日(木)で発売が2015年9月25日(金)でしたから、発売日はこれまでの例に従うと9月23日(金)が有力だと思います。

なお、予約は2015年は2日後の9月12日(土)の午後4時でしたから、iPhone7の予約は2016年9月10日が予想されます。

歴代iPhone日本発売日

iPhone 3G 2008年7月11日
iPhone 3GS 2009年6月26日
iPhone 4 2010年6月24日
iPhone 4S 2011年10月14日
iPhone 5 2012年9月21日
iPhone 5s/5c 2013年9月20日
iPhone 6/6 Plus 2014年9月19日
iPhone 6s/6s Plus 2015年9月25日
メディアに送られた招待状からカメラ性能の向上がiPhone7の目玉ではと予想されています

メディアに送られた招待状からカメラ性能の向上がiPhone7の目玉ではと予想されています

iPhone7なのかiPhone6SEなのか

これまでiPhoneは2年周期でデザインの大幅変更を行なっており、今年はiPhone6発売から2年目となるためiPhone7が発表されると予想されています。ところが日経新聞がアップルがiPhoneのメジャーアップデートを2年周期から3年周期に変更するという記事を掲載し、にわかに今年(2016年)はマイナーアップデートにとどまるのではとささやかれています。

背景には、来年(2017年)がiPhone発売10週年になることや、本体の素材を根本的に変更する(ガラス)のが今年は間に合わないなどの事情があると推測されています。また、スマートフォン自体の機能が成熟化しており、2年単位で大幅なアップデートが難しくなってきていると言うこともあるようです。

そうした憶測から、今年はマイナーアップデートになり発表されるiPhoneはiPhone7ではなくiPhone6SEという名称になるのではという記事も公開されています。

iPhone7仕様 -iPhone6となにが変わるのか

デザイン
デザイン(形と素材)は大きく変更されず本体の裏にある線がなくなってすっきりし、カラーの種類が増え、青(ブルー)が追加されるのではと報道されています。

なお、iPhone7はiPhone6sと形状はあまり変わらないようですが、カメラのサイズなどが変わるようですのでiPhone6sのケースは使えないと思われます。

サイズ

iPhone7のサイズはこれまでどおり4.7インチと5.5インチと予想されています。なお、新たにiPhone 7 Proというモデルが追加されるのではいう噂も以前はありましたが、これはなさそうな感じになっています。

カメラ
現在、最も重要なスマホの機能はカメラですが、カメラはデュアルカメラになりレンズが2つと言われています。レンズが2つになると、スマホが苦手な遠くを撮影する望遠や、一眼レフのような背景をボカすといったことが出来るようになり、3D撮影も可能になるということです。さらにオートフォーカスの高速化も期待できます。

デュアルカメラは既にファーウェイのHuawei P9に搭載されており、きれいな写真が撮れると言われています。ちなみにP9のレンズはライカと共同開発されたものです。

インスタグラムなどで公開するために、きれいな写真をスマホで撮影したいというユーザーは多くいますので、デュアルカメラへの期待は高まりますが、デュアルカメラはiPhone7Sにしか搭載されないのではという報道もあります。多くのユーザーがSは大きすぎるので普通のサイズ(4.7)を選ぶと予想されますから、是非Sだけでなく4.7インチiPhoneにもデュアルカメラを搭載してほしいものです。

リークされた画像からはiPhone7Plusだけにデュアルカメラが搭載されています

リークされた画像からはiPhone7Plusだけにデュアルカメラが搭載されています

イヤフォンジャックがなくなる
あと、大きな変更としてはヘッドフォンを差すイヤフォンジャックがなくなると言われています。イヤフォンジャックがなくなってどうやって音楽を聞くのかというとbluetoothによるワイヤレス接続になります。

わたしも既にワイヤレス・ヘッドフォンをつかっていますが、確かに線がないと自由な感じがします。特に混みあった電車のなかではヘッドフォンの線は他の人のカバンにひっかかったりしますのでワイヤレスは便利です。

ただ、ワイヤレス・ヘッドフォンは充電が必要になりますので、その点は注意が必要です。

そもそも、どうしてイヤフォンジャックをなくすのかですが、iPhoneの本体を薄くするのと防水機能を高めるのが目的ではと言われています。

(関連記事)iPhone7 ヘッドフォンジャックがなくなってなにがうれしいのか

またiPhoneを買うとついてくるヘッドフォン(EarPods)ですが、iPhone7でもついてくるのですが、指す場所が充電と同じLightningケーブルになるのではということです。ということは充電しながらは聴けないということになるのでしょうか。

ホームボタンがなくなるという噂もでてますが、指紋認証をできなくするとは思えませんのでこれはないでしょう。

おサイフケータイ
アメリカのブルームバーグによると日本のiPhone7にはFelica(フェリカ)が搭載されるということです。フェリカはSuicaや「PASMO、楽天Edy、nanaco、WAONなどで使われている電子マネーの基盤仕様で日本ではスタンダードになっています。もし、iPhone7にフェリカが搭載されればiPhoneで電車にのったりコンビニで買い物ができるようになる可能性がでてきます。これは大きなアップデートですね。

テレビ(ワンセグ、フルセグ)
テレビ機能もおサイフケータイ機能とならんでアンドロイドにはあってiPhoneにはない機能としてよく挙げられますが、iPhone7でもテレビ機能は搭載されないようです。iPhoneでテレビを見たい人はソニーのナスネがおすすめです。家の外でもiPhoneでテレビが見れますし、録画した番組を持ち出すこともできます。

ストレージ
写真や動画などを保存するストレージの容量ですが、32GB、128GB、256GBになると予想されています。これまであった16GBモデルではせっかくiPhoneを買ってもろくにアプリもいれれないと不評だったこともあり、現行(16GB、64GB、128GB)より倍のストレージ容量になるようです。価格がこれまでどおりならとてもよい変更だと思います。

防水

日本ではお風呂でスマホを使う人が多いようで防水機能が重視される傾向にあるのですが、iPhone7ではIPX7という防水規格になるという噂がでています。IP7とはドコモの記載によると「常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有することを意味します。 」ということで、いわゆる生活防水のレベルのもののようです。ちなみにApple WatchもIPX7のようで、手を洗ったりするときにかかる水程度なら大丈夫という感じでしょうか。一口に防水といってもいろんなレベルがあるようで、ソニーの最新スマホなどはIPX5/8というさらに防水機能が高い規格になっているようです。

値段予想

アップルは為替に応じて製品価格を変更します。今は円高(1ドル=102円程度)なので昨年の発表日よりは安くなるかも知れません。ただ、前述のようにストレージ容量が増加されるようでしたら、同等もしくは上昇する可能性もあります。

現行のiPhone6sのアップルオンライン価格は、16GBで78,800円(税込み85,104円)、64GBで89,800円(税込み96,984円)、128GBで101,800円(税込み109,944円)になっていますので、iPhone7もこのあたりの価格になるのではないでしょうか。

iPhoneはau、ドコモ、ソフトバンクからも販売されていますが、価格はバラバラでauが16GB 84,240円、64GB 97,080円、128GB 109,920円、ドコモが16GB 93,312円、64GB 99,792円、128GB 99,792円、ソフトバンクが16GB 93,600円64GB106,560円、128GB 119,520円になっています。価格は違うのですが、各社の月々の割引などによって3社とも大きな差はないようです。興味深いのはドコモのiPhoneは全て10万円を切っており64GBと128GBの価格が同じ点です。これはローン(クレジット)を組む際に10万円以上と以下で基準が違うことを考慮したと言われています。



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