人が話題にしています

Facebookの新しい指標”話題にした人”はある種のエンゲージメント指標であり、Facebookページ運営者にとって気になる指標ですが、比較検討するためのデータが、これまで発表されていなかったと思います。
そこで、日本語Facebookページ 1,085ページについて話題にした人数、割合調査を実施しましたので、参考にしてください。

Facebook企業・ブランドページ限定の話題にした人数順ランキング100、全ての日本語Facebookページ話題にした人数ランキング(facenaviファン限定)も提供しています。

新しい効果測定指標 ”話題にした人数”

2011年10月に導入されたFacebookページの新しい指標”話題にした人数(People Talking About)”は、過去7日間にページに対して以下のアクションをとった人の人数です。

  • ページのファンになった (Liked your Page)
  • ポストに対していいね!、コメント、シェアを行った (Liked, commented on, or shared your Page post)
  • クエスチョンに対して回答を行った (Answered a Question you’ve asked)
  • イベントに対して返答を行った (Responded to your event)
  • ページに対して言及を行った (Mentioned your Page)
  • ページの写真にタグ付を行った (Tagged your Page in a photo)
  • 場所(プレイス)にチェックインした (Checked in or recommended your Place)

Facebookは、新しいページ効果測定指標に、2つの側面があると考えているようです。

一般ユーザーにとっての指標の意味
ひとつはFacebookユーザーがページの価値を判断するための指標です。
これまでは、ユーザーに見えるFacebookページの数値(データ)はファンの数しかありませんでした。しかし、有名ブランドであったり、立ち上げ時に広告を大量に出すことによってファンを集めたものの、その後更新していなかったり、ファンに有益な情報を提供していない可能性があります。

今回の指標は過去7日間に話題にした人数ですから、数値が高いことは頻繁に有益な情報を提供している目安になります。

Facebook運営者にとっての指標の意味
もうひとつはFacebook運営者がページ効果を測定するための側面で、ページがファンに愛されているか、有益な情報を提供できているかを判断する指標になります。過去7日間というのがミソで、更新をサボるとあっという間に数値は急降下します。

Facebookページの効果測定について試行錯誤を重ねているページ運営者にとっては、非常に参考になるデータであると考え、他ページと比較検討できるように、facenaviに登録されているファン数1,000人以上の日本語Facebook 1,085ページについて、2011年10月22日時点で話題にした人数を調査しました。

話題にした割合はファン数の5.3%、10万人以上のページは1週間で1万3,000人以上が話題に

ファン数が多いほど、話題にした人数は多いが割合は低下

当たり前のことですが、ファン数が多いページほど話題にした人数は多く、10万人以上のファンを抱えるページは過去7日間で平均13,484人が話題にしていました。話題にしたことが直接に情報が拡散したことは保証はしませんが、友達平均が108名とすると、140万人以上(1,456,221人)に情報が伝わった可能性があります。これは、なかなかにスゴイ情報伝播力だと思います。

一方で、エンゲージメント率同様、ファン数が増加すると話題にする人数の割合は低下する傾向にあります。

(参考)
facebook日本人ユーザー 平均友達数、ページ数、外国人友達率
Facebookエンゲージメント調査結果

平均で659人、5.3%のファンがページを話題に

平均で659人が1週間で1回(*)はページについてアクションをとっていました。先ほど同様、日本人Facebookユーザーの平均友達数(108人)から算出すると、7万人(71,172人)に情報が伝わっていることになります。

ページのファン数 該当ページ数 ファン数合計 話題にした合計人数 話題にした平均人数 話題にした割合
10万以上 17 5,566,312 229,220 13,484 4.1%
5万以上 37 2,649,922 111,730 3,020 4.2%
2万以上 44 1,484,586 73,513 1,671 5.0%
1万以上 73 986,463 62,175 852 6.3%
8,000以上 43 381,400 37,381 869 9.8%
6,000以上 56 384,032 40,662 726 10.6%
4,000以上 132 638,737 44,922 340 7.0%
2,000以上 259 729,357 61,683 238 8.5%
1000以上 424 598,824 53,259 126 8.9%
合計/平均 1,085 13,419,633 714,545 659 5.3%

話題になった企業・ブランドランキング

2011年10月22日時点で、話題になった企業・ブランドランキングのトップはJALさん、2位はANAさんでした。エンゲージメントなどFacebook効果測定調査を行うとこの2社は常に上位にランクインするのですが、”話題にした人”も幅広い意味でエンゲージメント指標ですから、この結果は当然かも知れません。

一方、ファンのなかで話題を創出した人数の割合ランキングのトップはドクターシーラボさんで、2位はBMWさんでした。このランキングもエンゲージメント調査同様、ファン数が比較的少ないページが上位にランクインしています。

*注)本ランキングはあくまで2011年10月22日のもので、話題にした人数は日々変動していますので、あくまで参考として捉えてください。

上位100位までのランキングは、Facebook企業/ブランドページ 話題にした人数順ランキング100をご覧ください。

Facebook企業/ブランドページ 話題にした人数順ランキング10

(上の数字が”話題にした人数”、下の数字が”ファンの人数”、カッコの数字はファンの中で話題をした割合になります)

  JAPAN AIRLINES
13,891
146,745
(9.47%)
  ANA.Japan
13,647
248,288
(5.5%)
  無印良品
12,005
293,008
(4.1%)
  Sony (Japan)
10,140
79,366
(12.78%)
  スターバックス コーヒー ジャパン Starbucks
10,126
325,872
(3.11%)
  Uniqlo
10,108
350,804
(2.88%)
  au by KDDI
9,950
230,797
(4.31%)
  NTTドコモ(NTT DOCOMO)
8,714
141,087
(6.18%)
  ローソン(LAWSON)
6,337
146,028
(4.34%)
  Nike Sportswear Japan
6,098
41,239
(14.79%)

 

Facebook企業/ブランドページ 話題にした割合順ランキング10

  ドクターシーラボ公式ファンページ(Dr.ci-labo)
1,952
6,057
(32.23%)
  BMWJapan
1,568
5,149
(30.45%)
  積水ハウス(SEKISUI HOUSE)
301
1,047
(28.75%)
  チロルチョコ株式会社
1,097
3,979
(27.57%)
  伊藤ハム / ITOHAM FOODS inc.
3,726
14,222
(26.2%)
  Renault Japon / ルノー・ジャポン
179
1,002
(17.86%)
  ライフカード
1,118
6,522
(17.14%)
  トップバリュ TOPVALU
462
2,799
(16.51%)
  伊勢丹 グルメ / ISETAN
1,390
8,501
(16.35%)
  Samsung Japan(日本サムスン)
955
5,855
(16.31%)

非常に多くの示唆を与えてくれる指標

Facebookページ運用者にとっての新しい指標とデータ活用方法
Facebookページ運用者が、このデータをどう活用するかですが、ひとつは単純に自分のページの話題になった回数をデータと比較し、平均よりうまく運営されているかを判断するために使えます。

例えば、facenaviのファン数は3,290人で、話題にした人数は383人で11.6%のファンが話題にしれくださったことになります。(2011年10月22日時点)

facenaviファン数、話題にした人数

正直、この数字を見たときは、”割りと多くのファンの方が話題にしてくれてるな!”とちょっと浮かれがちだったのですが、同じファン数のカテゴリーページ(2,000~4,000人)のデータを見た場合、238人、8.5%と平均は上回っていますが、私が浮かれたほどは乖離はありませんでした。しかも、383人という数字はfacenaviにしては非常にいい数字で、ちょっと更新をしないと”あっ”と言う間に200人台になることを経験的に知っています。

つまり、”継続的にファンに役立つ情報を提供しないとダメ”ということを改めて認識するとともに、”先週の情報量とクォリティを継続すれば、平均よりは話題にしてもらえる”という目安になります。

また、ファンが増えるほど求めている情報は1つではなくなり多様化していきます。
今回の新指標のミソは、1週間で話題にしたユニーク人数である点です。つまり、毎日情報を出し、100人が7回話題にしても、話題にした人数は100人のままです。
この指標をチェックすることで、ファンのどれくらいの割合の人のニーズに答えているかを判断することもできます。

エージェントとの役割分担
また、運営をエージェントに依頼している場合は、エージェントが適切に運営しているかの判断材料にもなります。今回の調査で、きれいなWelcomeページを作成し、オープン時に広告で多くのファンを獲得したものの、話題にした人が平均より低いページがいくつかありました。

これは、”ファンに有意義な情報を継続的に伝えなければ、エンゲージしてもらえないし、情報は拡散しない”というFacebookページ運営の側面を表していると思います。エージェントは、画像作成や広告管理には長けていると思いますが、ファンが必要としている商品、サービスに関する情報を必ずしも持っているわけではないので、継続的な情報創出に苦労するケースもあると思います。そのような場合は、ページ運営主体が積極的に情報提供を行いましょう。

本調査について

期間:2011年10月22日
対象:facenaviに登録している日本語Facebookページのうち1,085ページ

本調査データは、形式問わず活用していただいて結構ですが、小さくて結構ですので出典を記述していただけるとウレシイです。

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