2011年8月24日に、facebookは一緒にいる人や場所を指定したり、共有する相手を選択できるといった投稿機能拡張を行ったばかりですが、さらなるニュースフィード機能拡張が計画されているようです。

変更点は一言で言えば”facebook版サークル機能の導入”です。

ご存知のとおりfacebookにも友達を分類する機能はあったのですが、利用率は5%未満にとどまっており、もっと活用しやすい形にすることが目的のようです。

スマートリストで友達を自動分類

ただ単にGoogle+のマネをするのではなく”スマートリスト”と呼ばれる友達をプロフィール情報を元に自動分類してくれる機能も追加されるということです。この機能によって、友達をクラスメート、半径50マイル以内に住んでいる友達などといったカテゴリーに自動的に振り分けてくれるようです。例えば週末にバーベキューをしませんか?といった場所に関連する投稿をする際に、近くの友人にのみメッセージを伝えるということが可能になります。

”仲良し”、”知り合い”、”絶交”

また、手動で友達を”仲の良い友達”と”知り合い”、”絶交”に分類できるようです。

仲の良い友達とは、信頼していて常にやり取りしたい友達で、知り合いはニュースフィードで情報をそれほど知りたいというわけではない友達、絶交は情報交換をしない友達ということです。(絶交なら、友達解除すればいいと思うのですが)

英語はこんな感じです。
“Close Friends are trusted friends you want to hear from frequently and Acquaintances are people you want to see less of in News Feed.Restricted is a list of friends you never want to share with.”

このように友達を分類することで、ニュースフィードの投稿を”仲の良い友達”だけといったフィルタリング表示ができるようになります。

ニュースフィード表示ルールが変わる

注意しなければいけないのは、この変更はGoogle+への対応措置といった側面のほかに、ニュースフィードの最適化という意味もあることです。

現在、ニュースフィードはEdgeRankによって表示順を決定していますが、システム的なアルゴリズムに、ユーザーによる恣意的な優先順位設定が加わることになります。
その結果、ますます親しい友人のメッセージの優先順位が高くなるためユーザーとしては当然、うれしい反面、facebookページ運営者にとっては、ますますユーザーとのエンゲージを高める必要がでてくると思います。

(参考)EdgeRank(エッジランク) ニュース表示順番はこれで決定

以下のリンク先では、新しいニュースフィードの画面キャプチャーを見ることができます。
Facebook Begins Testing Friend Filters in News Feed [PICS]



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