もうすぐ(2012年5月18日)Facebookが遂に上場します。売出価格は1株38ドルに決まり、時価総額は8兆円になります。

Facebookの2011年の売り上げは2,968億円で、利益は800億円にすぎません。2012年の第一四半期は前期の売り上げを下回っています。

みんなの関心は、この価格が高いのか安いのかいうことなのですが、正直よくわかりません。株価というのは、現在の価値だけでなく、期待値(将来価値)も反映しますし、市場というくらいですから、欲しい人がいれば価格は上昇します。

ただ、よく比較されるGoogleの上場時のPERは120だったのに対して、今回のFacebookのPERは104ということですので、Googleに比べると割安であり、Googleは売り出し価格85ドルに対して最高700ドルまで高騰しました。

また、38ドルという売り出し価格についても、Facebookの株は未公開市場で44ドルで取引されていたそうなので、高めの価格設定というわけではなさそうです。

さあ、世紀のIPOまであと少しです。一体、どのような結果になるのでしょうか。

世の中にはポジション・トークでFacebookの未来を語る人もいますが、株価は実際に自分のお金を投資するのですから、市場がFacebookの未来をどう見ているかの、ひとつの指標となると思います。

楽しみですね。



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