Facebook 偽ファンの削除を開始 レディガガ、ジャスティン・ビーバーもファン数を減らす
偽りのいいねが削除され、ファンを大幅に減らしたFacebookページも
Facebookは先週(2012年9月19日)よりFacebookページに対する虚偽のいいねの削除を開始し、偽のユーザーやお金で大量購入されたファンなどが削除された結果、ゲーム、アーチスト、企業・ブランドのFacebookページの一部でファン数の減少がレポートされています。
PageDataのレポートによると最もファンを失ったのは、ソーシャル・ゲームのTexas HoldEm Pokerページで1週間で275,352人のファンを失っています。次は同じくソーシャル・ゲームのFarmVilleで161,406人のファンが減っています。また、有名アーチストもレディガガ(104,125人減)、ジャスティン・ビーバー(59,458人減)、リアーナ(50,610人減)などがFacebookファン数を減らしています。(2012年9月30日の時点)
ただ、上位30ページのうち週間でファン数を減らしたのは13ページに留まっています。
偽ファンの削除は企業・ブランドにとっても利点が
今回の偽ファンの削除は2012年8月からFacebookが進めているセキュリティ強化の一環とされており、実際に存在し自発的にファンになったユーザーはこれまでどおりFacebookで企業とのつながりを継続できるため、企業・ブランドにとっても本当のユーザーだけとコミュニケーションをとることができるため、より正確にファン数、デモグラフィック・データを把握できるようになるというのが狙いのようです。
Facebookがマーケティングツールとして注目されるにしたがい、ファンを売買するサービスも出現しており、こうしたアクションは必要とされていたため真面目にFacebookページの運用に取り組んでいる企業にとっては歓迎すべき処理だと思われます。
実際、上位30位のうちコカコーラーやディズニーといった企業・ブランドページは堅調にファン数を伸ばしており、今回の偽ファン削除の影響は受けていないようです。
(参考)
Operation Unlike Is A Go: Page Fan Counts Are Dropping Because Facebook Is Deleting Fake Accounts
The 10 Pages That Lost the Most Fans From Facebook’s Purge
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