2016年はソニーのPlayStation VRなど一般消費者が買うことができる仮想現実-VR機器が注目された年でしたが、2017年は複合現実-MR(Mixed Reality)機器を買えるようになりそうです。 

VRがコンピューターが描いた仮想空間を体験するのに対して、MR(複合現実)は実際の空間にコンピューターが描いた画像が重なって見えます。

イメージとしては2016年に大ヒットしたポケモンGOが近いと思いますが、マイクロソフトのホロレンズはPlayStation VRのように大きなゴーグルを被って頭を振ると見える光景も一緒に動くため、より没中感が高まります。 

また、CGの位置も一定の場所に留まるため実際のオフィスの表示案内なども可能です。 

B01

 

マイクロソフトのホロレンズはアメリカでは2016年3月から2,999ドルで開発者向けには提供されており、日本では2017年1月18日から開発者版が出荷されますが333,800円と普通のユーザーが買える価格ではありません。

(参考)Microsoft HoloLens のプレオーダーを本日より開始。2017 年 1 月 18 日(水)より順次提供 

そんな中2017年1月初旬にラスベガスで開催されたCESでマイクロソフトは「パソコンメーカーと協力し数ヶ月以内にホロレンズ技術を使ったヘッドセットを発売する」と発表しました。

(参考) Microsoft’s crazy hologram goggles are finally coming to stores — here’s a first look

価格は299ドル(約3万2,000円)と開発者向けの10分の1になっています。発売を予定しているパソコンメーカーとしてはDellやAcer、HP、Lenovo、3Glassesが挙げられています。

Microsoft hololens

ホロレンズはビジネスでの活用も期待されています。

ホロレンズは実際の職場、オフィス、工場などで利用することで教育機器としても活用できます。

すでに日本の企業での日本航空(JAL)がホロレンズを利用したパイロットや整備士の訓練をパイロットで開始しています。



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