Amazon Echo(アマゾン・エコー)とは

Amazon Echoは、アマゾンは開発、発売している音声でやりとりが出来るスピーカー付きの端末で、2017年12月時点で日本ではAmazon Echoという標準モデルに加えて、Amazon Echo Dotという標準モデルと比べるとスピーカーが弱い安価モデル(スピーカーが弱い)、Amazon Echo Pusというスマートホーム対応モデルの3種類が発売されています。

Echo 標準モデル

Echo Dot 安価モデル

Echo Plus スマートホーム対応モデル

Amazon Echoがあれば、「今日の天気教えて」というと天気予報を教えてくれたり、「曲をかけて」といえば音楽を流してくれたりします。また、Amazon Echoにはスキルという機能があり、ラジコ(ラジオを聞けるサービス)や、JR東日本(列車の運用情報を教えてくれるサービス)などAmazon以外の会社のサービスを追加することもできます。

Amazon Echoの初期設定の方法

Amazon Echoは箱を開けただけでは使えません。iPhoneもしくはAndroidスマホにAmazon Alexaアプリをインストールして、WiFiネットワーク接続などの設定をする必要があります。

詳しい方法についてはAmazon Echo初期設定のやり方をご覧ください。

Amazon Echoに出来ること

AI(人工知能)が話題となっており、Amazon Echoに大きな期待をしている方もいるかもしれませんが、Amazon Echoができることは限られており、ガッカリしてしまうかもしれません。

しかし、天気などEchoがわかることであれば十分に返答してくれますので、Amazon Echoが回答出来ることを理解して使うことが大事だと思います。

そこで、Echoが得意としているカテゴリーをご紹介します。

天気予報を教えてくれる

場所、時間とともに天気を教えてと呼びかけると天気予報を教えてくれます。
例えば、「アレクサ、週末の箱根の天気を教えて」という具合です。

なお、アレクサは現在地は理解しているので「アレクサ、天気を教えて」と聞くと、アレクサがある場所(おそらく自宅)の周辺の天気を教えてくれます。

音楽をかけてくれる

曲のジャンルなどを加えて「アレクサ、クリスマスの曲かけて」、「ドリカムの曲かけて」、「テイラースイフトの曲かけて」などと呼びかけると、音楽を流してくれます。

「アレクサ、ジャズかけて」といった感じでジャンルで曲をかけてもらって、気に入った曲があればAmazon Alexaアプリを開き右下のアイコンをタップするとかかっている曲の情報が表示されます。

洋楽の曲が多く、邦楽(日本の音楽)は少ない傾向にありますが、アマゾンPrime会員であれば、100万曲以上、アマゾン music unlimitedに登録(有料)すれば4,000万曲の中から音楽を聞くことが出来るようになります。

Amazon Echoを購入した時期にもよると思いますが、30日間無料でmusic unlimitedを試せるキャンペーンを行なっているときもありますので、音楽好きな方は試してみてはいかがでしょうか。

Amazon music unlimited申し込みについては、Amazon music unlimitedの始め方(Amazon Echoでも聴ける)を参考にしてください。

一般的な疑問に答えてくれる

Echoは検索エンジンで調べるような一般的な問題にも、ある程度答えてくれます。

例えば、「来年の干支は?」や「富士山の高さは?」などの質問を声で聞くと、回答してくれます。

買い物リスト、やること(ToDo)リストを管理してくれる

Echoで買い物リストとやることリストを管理できます。

「アレクサ、買い物リストに歯ブラシを追加して」と頼むと以下のように歯ブラシが追加されます。

Amazon Alexaアプリで確認するとこんな感じで登録されていることがわかり、、Amazonで検索したりできます。

アプリ上で削除することもできます。

「アレクサ、やることリストに洗濯物入れるを追加して」と頼むと、やることリストに追加されます。

リマインダーを設定する

やることリストに似てますが、日時を指定してリマインドをしてくれます。

例えば、「アレクサ、午後7時に洗濯物を入れるとリマインドして」というとこのようにセットしてくれます。

タイマーをセットしてくれる

カップラーメンを作っている時に、「アレクサ、3分後にタイマーセットして」というと3分経つと教えてくれたりします。

ニュースを読み上げてくれる

Echoはニュースも教えてくれます。

「アレクサ、ニュース教えて」というとNHKのニュースを読み上げてくれます。

Amazonで買い物をしてくれる

Echoがあれば、音声で買い物もできます。

「アレクサ、単四電池買いたい」というと、アマゾンで買える単四電池を読み上げてくれ、「買いますか?」と聞いてきます。

欲しくないときは「買いません」と答えましょう。

なお、音声で注文できるのはAmazonプライム対象商品だけになります。

プライム対象外の商品の場合でも、カートには入れることができるので、Echoを通じてカートに入れておいてあとでスマホやパソコンで買うこともできます。

スキルを追加してEchoを賢くしましょう

iPhoneがアプリを追加できるように、Amazon Echoもスキル(機能)を追加することができます。

アメリカでは1万を超える様々なスキルが公開されていますが、日本語のAmazon Echoスキルもすでに500以上のスキルが公開されています。

どのようなスキルが公開されているかは、Amazon Echo 日本語スキル一覧(リスト)を参考にしてください。

スキルを追加するには、iPhoneもしくはAndroidのAmazon Alexaアプリの設定を開き、スキルを選びます。

追加したいスキルを選びます。ここでは、Echoでラジオが聴けるようになるラジコを追加します。

有効にするをタップします。

インストールされているスキル一覧を見るには「有効なスキル」をタップします

追加されているスキルリストが表示されます。

ここから、削除(無効)にすることもできます。

実際にEchoを使っている私の1番のオススメスキル 

Amazon Echoには色々なスキルがあり、私もたくさんのスキルを試してみましたが、結局、1番使うのは「音楽を聴くこと」です。

考えてみるとAmazon EchoはAIスピーカーなので、音楽を聴くというのが基本的な使い方というのが当たり前ですよね。

アマゾンプライム会員であれば、Prime Musicを無料で聴くことができますが、曲数は10万曲で洋楽が中心です。一方、有料にはなってしまいますが、Amazon music unlimitedであれば40倍の4,000万曲から曲を選べますし、Amazon Echoを買ったユーザーであれば無料のお試しクーポンコードが付いてきてるケースもありますので、ぜひ試してみてください。

→ Amazon music unlimitedがどんなサービスか見てみる

Echoを使って家電を操作するには、対応した電化製品が必要です

Amazon Echoを使ってテレビをつけたり、電気をつけたり消したり出来ると聞いたことがある方もいると思いますが、そのためにはAmazon Alexaに対応した電化製品を使う必要があります。

つまり、Amazon Echoを買ってきて「アレクサ、テレビつけて」とか「アレクサ、電気消して」とか話しかけてもテレビもつきませんし、電気も消えません。

Alexa(アレクサ)という呼び方を変更できます

Amazon Echo(エコー)なのに呼びかけるときは「Alexa(アレクサ)」。

なんだか違和感があるという方は、呼び方(ウェークコール)を「エコー」に変えることができます。

呼び方を変更する詳しい方法はAmazon Echoの呼びかけをAlexaからEchoなどに変更する方法をご覧ください。

英語でEchoを会話できます

アメリカ生まれのEchoを使って英会話の勉強をしたいという方は、Echoの言語を英語に変更するのもいいでしょう。

Echoの言語変更の詳しい方法はAmazon Echoの言語(英語などに)を変える方法をご覧ください。



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