スマホを使っていて気になるのはデータ通信量ですよね。ドコモ、au、ソフトバンクとも月2~7GBくらいのプランの方が多いと思います。

普通のスマホユーザーが利用する主なアプリは、ウェブ、メール、SNS(Facebook、Twitter)、LINE、YouTubeといったところでしょうが、データ通信量という意味で一番、消費しそうなのはYouTube(動画)でしょう。おそらく、それ以外のアプリを普通に利用している分には2GB以内で収まるユーザーがほとんどだと思いますが、データ通信量が伸びるのがついつい外出先でYouTubeの関連動画を次々と見てしまったケースだと思います。

そこで、YouTubeを見るとどれくらいデータ通信が発生するのかをiPhone6 Plus(SIM:OCN モバイル ONE)で5分のマドンナのライブ動画をYouTubeでみて測定してみました。

結果は1分、約17.4MB(5分で86.8MB)と私が想像していたよりデータ通信量が多くなりました。これは月1GBをYouTubeに回しても、観れる動画の長さは57.5分しかないということになります。ひと月を30日と考えると、1日に見れるYouTubeは約2分。短いですね。

ただ、iPhoneでYouTube動画をモバイル通信(WiFiでない)で見る場合、画質はアプリ側で決定するため、同じ動画を見ても通信状況によってデータ通信量は変化します。さらに、動画のフォーマットによっても通信量は変わります。マドンナの動画は、おそらく最高水準の画質になるように設定されていると思われますので、1分17.4MBというのは最大値に近いと想定されます。

そこで、日本で一番登録者が多いHIKAKIN TV動画で確認してみました。

結果は半分以下の1分、7.9MB(5分で39.5MB)でした。また、iPhoneを縦にすると動画表示サイズが小さくなるので、縦にしてみたところ1分、7.1MB(5分で35.5MB)でした。少し減少しましたが、思ったよりも差はありませんでした。

さらに3GB回線の場合、かなり画質は落ちますが1分の1.6MBと大幅に減少しました。LTE回線をオフにすればデータ通信量は削減できるようです。

86.8MB: LTEで5分のマドンナLIVE動画を画面を横にして見て発生したデータ通信量

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39.5MB: LTEで5分のヒカキンTV動画を画面を横にして見て発生したデータ通信量

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35.5MB: LTEで5分のヒカキンTV動画を画面を縦にして見て発生したデータ通信量

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8.2MB: 3Gで5分のヒカキンTV動画を画面を横にして見て発生したデータ通信量

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*テストに利用した動画

Madonna – Living For Love (Live at The BRIT Awards 2015)(5分02秒)
HikakinTV登録者200万人突破の瞬間!(5分15秒)



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