iPhone5sレビュー

iPhoneへの乗り換えを迷っているAndroidユーザーのためのレビュー

2013年9月、遂にドコモからiPhone5s/5cが発売されました。iPhoneに興味はあるけど家族割の関係やメールアドレスが変更されるのがイヤでドコモのAndroidを使っていたユーザーは少なくないと思います。

ただ実際にiPhoneに乗り換えるとなるとAndroidで困っているわけではないし、ちょっと迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこでドコモAndroid(Galaxy S3)ユーザーの私が、auのiPhone5sを購入して2週間利用してみた感想をレビュー形式でお伝えしたいと思います。どうしてドコモのiPhoneに乗り換えなかったのか、どうしてauだったのかについてもお話したいと思います。

なお、全体を通じてiPhone、Androidともに短所を記述している箇所もありますが、あくまで個人の感想ということをご了承ください。また、AndroidといってもGalaxy S3との比較になります。したがって端末のサイズなどについてもGalaxy S3を基準としたレビューになることもご了解のうえ、参考にしてください。

iPhoneとAndroidの比較した感想 

「使っていて気持ちがよいスマホ」というのが、2週間iPhone5sを使った感想です。

間違いなくiPhone5sはとてもよくできた完成されたスマートフォンで、これまでストレスなく利用できています。世界中で人気があるのは納得です。

もはや、多くの人にとってスマートフォンは毎日もっとも長い時間使う機器だと思います。スマホが使い勝手が悪くてストレスを感じるということは、毎日、ストレスを感じるということになります。

私がGalaxy S3に感じていたストレスは2つあります。1つはサイズです。どうしても片手では届かない部分があり両手で操作しなければいけない時があるのですが、通勤電車の中では鞄であったり傘であったりと片手がふさがっていて両手での操作が難しいときがあります。

もう1点はバッテリーです。私のGalaxyS3は購入後、すでに1年3か月程度経過しているので買ったばかりのiPhoneと比較するのはフェアではないと思いますが、簡単に言うとGalaxy S3だと半日くらいしか持たず外出先で充電する必要があるのに対してiPhone5sは1日問題なく利用できます。

通信速度も気になるところでしょう。これはスピード速度を計測する限り、私の行動エリア(渋谷、世田谷、中央区など)では実はau iPhone5sとドコモのGalaxy S3はそれほど変わりませんでした。場所や時間によってばらつきはありますが、概ねどちらも下り5~10MBくらいで利用できています。
ただ、体感速度がiPhone5sのほうが早いと感じることは少なくありません。
これは、単にネットワークの速度だけでなくデータを受け取ったあとの処理速度などが関係しているのかも知れませんが、同じような通信速度のエリアでもiPhoneでウェブを見たほうが早い時がありました。

スマホの性能が飛躍的に向上した今もユーザーが不満やストレスを感じる点は「通信速度」と「バッテリー」だと思います。

iPhone5sは私が利用している限り、「つながる」と「1日使える」という重要な要素、どちらも満足できるレベルで満たしてくれています。

スペック(機能)だけを比較するとAndroidのほうがすぐれている部分が多いでしょう

カタログ・スペックだけ比較するとiPhone5sよりGalaxy S4などの最新のAndroidのほうがすぐれている点が多いでしょう。

主要なものでも以下の機能はAndroidにしかなかったり、数値で上回っています。

  • ワンセグ機能
  • お財布携帯機能
  • 防水機能
  • 画面サイズ
  • バッテリー容量

さらに、iPhoneが最初に購入したモデルの記憶容量から変更(拡張)できないのに対して、Androidは外部記憶メディアを利用できます。例えば、iPhone5sの16GBモデルを購入したユーザが思ったより音楽を入れることになっても記憶容量を増やすことはできません。それに対して、AndroidであればマイクロSDカードなどを購入して自由に追加することができます。

ただ、バッテリー容量に関しては大きいから長いこと利用できるとは限りません。例えば、画面サイズが大きければ、当然消費する電力も多くなるからです。

カメラの性能についても画素数ではiPhone5sより優れたカメラを搭載したAndroid端末はあります。ハードのスペックだけでなくiPhoneのカメラのカスタマイズ性は決して高いものではなく撮影時の画像サイズも変更できません。

思ったより気にならないiPhone5sの画面の小ささ。むしろ手になじむ大きさ

Galaxy S4はじめ最近のAndroid端末は5インチの画面を採用したモデルが少なくありません。私のGalaxy S3は4.8インチですが、4インチのiPhone5sと比べてみると結構大きさに差があります。

ただ、不思議なことに利用してみるとそれほど気になりません。動画を見るのも小さいのは小さいのですが、その分画質が良く見えるような気さえします。
解像度もiPhone5s(326ppi)のほうがGalaxy S3(306ppi)より良いです。ただ、最新のGalaxy S4(441ppi)になるとAndroidのほうが良いですが。

さらにiPhone5sのサイズは手になじむように出来ていると感じています。

画面サイズが大きいということは当然、端末のサイズも大きくなります。前述のとおり、やはり5インチ近い端末ですと左上のアイコンまで指が届きません。一方、iPhone5sですと画面の隅まで指が届きます。成人男性でもそうなのですから、女性であればさらに指が届かないエリアは広くなると思います。

iPhone5sとAndroid比較

Androidでしか利用できないアプリとiPhoneだけのサービス

アプリ開発者も多くのユーザーに利用してほしいので、今ではFacebook、Twitter、YouTubeなど主要なアプリはもちろんほとんどのアプリがiPhoneとAndroid両方で提供されています。

以前でいうとInstgramがiPhoneでしか提供されていなかったりという状況があったわけですが、今ではそのようなケースは少なくなりました。

といってもいくつかのアプリはどちらかのプラットフォームでしか提供されていないというケースがあります。

例えば、私のようなウェブ(ブログ)を運営しているユーザーにとって重要なアプリであるGoogle Analytics(グーグルアナリテックス)とGoogle AdsensehがAndroidでしか提供されていません。(2013年10月6日時点)

これは未だに私がAndroidを持ち歩いてる理由のひとつになります。

また、AmazonのKindleのようにiPhone、Android両方に提供されているのですが、少し機能が違うアプリもあります。Android版のKindleだとアプリ上で電子書籍を購入できるのですが、iPhone版だとアプリでは本が買えずSafariなどのブラウザーで購入した本をKidleアプリで読むという形になっています。

逆にiPhoneしか利用できないサービスとして「iTunes Store」があります。AndroidにもGoogle Playがあり映画、音楽も充実してきていますが、やはりメディア・サービスとしての完成度、充実度はiTunesに一日の長があるように感じています。

どうしてauのiPhone5sにしたのか

これは主に3つの理由があります。

1つ目はドコモのiPhone5sのメール機能に不安があったためです。iPhone5sの発売には9月20日だったのですが、ドコモのSPメールは10月1日まで使えませんでした。また、10月1日にSPメールが使えるようになったとしても数か月はプッシュ機能がなく手動もしくは一定間隔でプルしないといけないというのも困ると思いました。

2つ目はauの電波状況が非常によいと聞いていたからです。私は、ドコモのiPhone5sにするにせよAndroidをすぐに手放す気がなかったので、どうせなら違うキャリアの携帯をもっていたほうがどちらかのネットワークにはつながるかと思っていました。

そこでauかソフトバンクのどちらかにしようと考えたところ、このデータに出くわしました。正直プラチナバンドも800メガヘルツも詳しくわかりませんが、どうやら建物内でも電波が届きやすいということ。基地局数も多く、auがネットワークにおいて優位なことは伝わりました。

結構、iPhoneのドコモ、au、ソフトバンクの基地局数比較データはインパクトあったと思います。


(Gizmodo 「iPhone 5s/5c、現状でどのキャリアのLTEがいいかまとめてみたよ」より)

3つ目はauのiPhone5s/5cを持っているとiPad/iPad miniを買った場合、データシェアができ安く使えることです。タブレットを月額2,992円で利用でき、2つで9GBを分け合うというものです。詳しくはau データシェアキャンペーンをご覧ください。
iPadやiPad miniに興味があるユーザーには魅力的なキャンペーンだと思います。

ワンセグ、おサイフケイタイが絶対に必要なユーザーはiPhoneはやめたほうがいいでしょう

言うまでもないことですが、現在Androidでワンセグ、おサイフケイタイを利用していてなくては困るというユーザーはiPhoneはあきらめたほうがいいでしょう。ワンセグはサードパーティの機器を追加することでなんとかなるかも知れませんがおサイフケータイは無理です。

逆にiPhone5sで出来なくなることを理解したうえで、それらの機能が使えなくなっても困ることはなくiPhone5sに魅力を感じている方であれば、最初のほうで述べたようにストレスなくきっと満足できる端末だと思います。

iPhone5s/5c用モバイルバッテリー

充電を忘れたり、外出先でバッテリーが切れた場合でも、iPhone5sの充電器を持っていれば安心です。

cheero Power Plusは、かわいいデザインですが、10400mAhと大容量のモバイルバッテリーで、iPhone5sのバッテリー容量が1560mAですから6回以上、フル充電できます。ただ、大容量ですから重量が258gとiPhone5sの倍程度ありますんでポケットにいれて持ち歩くというよりは鞄にいれることになると思います。
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小型のモバイルバッテリーがよいというかたはANKER Astro M1モバイルバッテリー を検討してみてはいかがでしょうか。
小型といっても5200mAhですからiPhone5sを3回充電できます。また、iPadやAndroidも充電可能です。
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→ iPhone5S 使い方 初心者・入門編



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