ウェラブルデバイスRingの使い方と簡単なレビュー
とにかくカッコいい動画に魅せられて未来のウェラブルデバイスだと感動してKickstarterで支援させていただいたRingが手元に届きました。さっそく、使ってみましたので簡単な使い方と感想を書かせていただきます。Ringは一般販売も始まっておりRingの日本語サイトもあります。価格は269.99ドルになります。
Ringを知らないという方は、動画を見てみてくださいね。
1. アプリをダウンロードします
RingのアプリをiTunesからインストールします。
現時点(2014年11月)ではアンドロイド版はなくiOSアプリのみになっているようです。
2. I have a ringをタップします
すでにRingを持っている方はI have a ringをタップして設定を進めてください。
3. Sigh upをタップします
ユーザ登録がまだの方はSign upをタップします。
4. ユーザー情報を入力します
ユーザー名、メールアドレス、パスワード、生年月日、性別を入力します。
5. ACTIVATION CODEを入力します
ユーザー登録で入力したメールアドレスにACTIVATION CODEが送付されてきますので、そのコードを入力します。
6. RINGを近づけます
スマホにRINGを近づけるとFound Ringと表示されますので青色のRingの文字をタップします。なお、スマホとRingの接続はBluetoothですので、Bluetoothをオンにしてください。
すると接続が始まります。
7. 基本的な使い方の説明がはじまります
Ringの基本的な使い方は、ボタンにふれ指を動かし止まるというだけです。
8. 実際に指を動かしてみます
これで成功(Success)なのか?というくらいぐちゃぐちゃの丸と三角ですが、これでOKだそうです。
丸を描いてみました。
三角を描いてみました。
9. 丸を描いてみます
丸を描いてみて英語でなにかしゃべったら、最初のジェスチャーは成功です。
10. 音楽を再生します
Add New Actionsで音楽再生のアクション(ジェスチャー)を追加し、指で三角形をなぞります。
すると音楽が再生されます。
ジャスチャーの履歴は残っていますので、いつなにをしたかを確認することもできます。
11. ツイートしてみます
Twitterのツイートを指の動きでやってみます。
まずはTwitterのアカウント連携を行いますので、AccountからTwitterを選びます。
IDとパスワードを入力し連携アプリを認証ボタンをタップします。
これでRingとTwitterの連携は完了しました。
次にTwitterアクションを追加しますので、Add New Actionsをタップします。
アクションリストの中からTweetを選びます。
Addをタップします。
そして指で矢印をなぞるとツイートされます。デフォルトのメッセージは「Tweet from Ring!」です。
ツイートのメッセージはテンプレートで変更可能で、最新の写真(Latest Photo)を自動的に挿入することもできます。
メッセージを変更して、再び矢印のジェスチャーを指でなぞると日本語のツイートが送信されました。
ウェラブルデバイスRingの基本的な使い方はこんな感じです。ほかにもいろいろなジャスチャーが用意されていますし、自分でジェスチャーをカスタマイズすることも可能です。
Ringを使ってみての簡単な感想(レビュー)
Ringが届いたので、使い方などを知りたいと思いグーグルで「Ring」というキーワードで検索すると出荷が遅れてユーザー(支援者)が怒っているという記事が目につきました。確かに最初は7月くらいの出荷予定だったのが結果10月下旬になったのは間違いないのですが、Kickstarterで申し込んだ人はRingという製品を買ったのではなく、アイデアを支援してそのお礼としてRingを受け取ったと思ったほうがいいと思います。
なので、私は出荷遅れについてはあんまりなにも思いませんでした。Ringの会社Logbarからもちゃんと出荷の遅れと理由はメールでなんどか来てましたし。
ただ、Ringを実際に受け取った感想としては、「まだまだ改善のよちのある製品、どちらかというと試作品かな」というものでした。とにかく製品紹介の動画が素晴らしかったので期待値が上がってしまったのが原因だと思いますが、実物は残念ながら動画のものほど洗練されていませんでした。
ハードウェア、ソフトウェア(アプリケーション)の完成度にも改善の余地はありますが、今回使ってみて率直に思ったのは、指を動かすよりスマホを操作するほうが早くて確実で簡単ということです。
Ringはショートカット・エブリシングというコピーの通り、操作をショートカットするためのデバイスなのでしょうが、今の完成度ではスマホを操作するほうを選ぶと思います。となると、なんのためにRingを使うのかという話になり、ちょっと新しいことをしてみたいという理由以外にはなくなってしまいます。
そうなると、Ringは新しいもの好きのためのおもちゃの域を超えられなくなります。これからRingに求められるのは、製品の改善とともに利用方法のイノベーションになると思いました。
最後にありきたりのコメントになってしまいますが、Ringが大いに可能性を秘めた製品だという印象は、実物を手にしても変わっていません。日本人がグローバルに提案したイノベーションが大いに羽ばたくことを本当に期待しています。
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