2018年1月8日、iPhoneなどのスマホ向けのスタビライザーDJI OSMO Mobie2が発表されました。気になる価格、発売日、これまでのOSMO Mobile、そして競合製品であるZhiyun Smooth Qとの違いを比較しながら紹介していきます。

価格と発売日

DJI OSMO Mobile2の価格は税別で15,500円(税込16,740円)になります。

これまでのDJI OSMO Mobileの価格が20,610円 (税別)ですから、結構な値下げになりました。

また、発売時のDJI OSMO Mobileの価格は3万円をゆうに超えていましたから感覚としては2分の1近くの値下げになります。

初代OSMO Mobile発売当時は競合製品がなかったため、強気の価格をつけれたのですが、Zhiyun Smooth-Qというライバル製品が登場し、しかも価格が約18,000円とOSMO Mobieの半額だったこともあり、シェアを奪われた結果、今回のOSMO Mobile2では思い切った価格になったのだと思います。

消費者から見ると、競争って大事ですね。

OSMO Mobile2の販売日ですが、1月23日にapple.comで先行予約が始まりました。2月になるとdji.comでも予約できるようになるそうです。

ということで、iPhoneのApple Storeアプリを使って早速予約してみました。

写真はOSMO Mobile2のウリである縦型撮影のものになってます。

価格は、15,500円に消費税1,240円を足した16,740円になります。出荷は4〜6週間先ということでした。(2018年1月24日時点)

お届け予定日は2018年2月23日から3月9日の間でした。

(参考)DJI Osmo Mobile 2 will be the phone camera stabilizer you buy – CNET

初代との比較

初代OSMO Mobileも非常によくできたスタビライザーでしたので、驚くような新しい機能はないかもしれませんが、ユーザーが必要としている機能がしっかりと追加されています。

縦撮影への対応

ビデオカメラの時代は動画撮影といえば、横長が常識でしたが、スマホの登場で縦長で動画を撮影することが当たり前になってきました。

そうしたユーザーの行動に応えるべくOSMO Mobile2では縦にスマホをつけることができるようになりました。

三脚を使えるようになりました

これまでもオプションのアクセサリーを装着することで三脚につけることが出来たのですが、OSMO Mobile2では本体の下に三脚穴がつきましたので本体をそのまま三脚につけることができるようになりました。

OSMO Mobile2は、撮影したい被写体(人や犬など)を指定すると自動的に追尾してくれるので、三脚にのせれば、動画の自撮りもできるようになります。

これはライバル製品であるZhiyun Smooth-Qには付いていた機能ですので、この点での差はなくなったと言えます。

また、スムーズなパノラマ撮影やタイムラプス撮影もできるようになります。

本体の素材がナイロンに

本体が金属製からナイロン製に重さは501gから485gと軽量化されました。

これまでZhiyun Smooth-QとOSMO Mobileの差は質感にあり、例えちょっと価格(と重さ)が高くても質感が高いOSMOにしようというユーザーもいたと思いますので、残念に思うユーザーも少なくないのかも知れません。

ライブ中継(ストリーミング)がやりやすくなりました

OSMO Mobile2を経由してスマホの充電ができるようで、長時間ライブ・ストリーミングも可能だそうです。

DJI OSMO Mobileが使えるスマホのサイズ

幅が58.6-84.8mmで厚さは8.4mmということで、iPhone SEからiPhone Plusまで対応し、アンドロイドであってもこのサイズまでなら大丈夫ということなのですが、注意点としては多くの人はスマホにカバーをして使っていると思いますので、カバーをつけた時のサイズでこの幅と厚以内であることを確認した方がいいと思います。

バッテリー時間

カタログ・スペックですが、バッテリー時間は15時間だそうです。実際はもっと少ないと思いますが、それでも十分ではないでしょうか。

また、OSMO Mobile2本体の充電はマイクロUSBになります。

DJI Osmo Mobile 2とZhiyun Smooth Qの比較

YouTube動画に上がっているDJI Osmo Mobile 2とZhiyun Smooth Qの比較動画をもとに比べてみます。

価格はZhiyun Smooth QがAmazonで17,990円でDJI Osmo Mobile 2が16,740円となっており、DJI Osmo Mobile 2の方が安くなっています。(2018年1月24日時点)

見た目はすごく似てますが、重さはSmooth Qは440gで、Osmo Mobile 2は485gと45gの差があって、持ってみてもその差は感じるということです。

バッテリーが持つ時間(使える時間)はカタログに載っている数字で言うと、Smooth Qは12時間、Osmo Mobile 2は15時間ということでOsmo Mobile 2の方が長く使えます。

また、充電時間もカタログに載っている数字ですが、Smooth Qは2.5時間、Osmo Mobile 2は2時間ということでOsmo Mobile 2の方が充電にかかる時間は短くなっています。

大事な動画撮影機能では、顔認識、追尾はOsmo Mobile 2の方が早いようです。

また、ズームもOsmo Mobile 2の方がスムーズに撮影できます。Smooth Qはちょっとガタガタする感じですかね。

動画を見ると全体的にOsmo Mobile 2の方が優位な印象ですが、Osmo Mobile 2が発売されたばかりなのに対して、Smooth Qは1年くらい経っていますからしょうがないのかも知れません。

DJI OSMO Mobile(スタビライザー)とは

スタビライザーとは、iPhoneなどのスマホで動画を撮影するときに、歩きながらでもスムーズな動画を撮影することができるように機器になります。

どれくらい手ブレが補正されるのか興味がある方は、動画を参考にしてみてください。



関連記事

関連記事

関連記事





 

Comments are closed.