3年半前にGoogleとTwitterの契約が切れてから途絶えてましたが、再びGoogleの検索結果にツイートが表示されることになりそうです。

Twitterの業績発表のあとでCEOのデックコストロ氏が明らかにしたもので、Firehoseをグーグルに提供することになるということです。TwitterのデータはAPI経由で一般にも提供されているのですが、データ量ごとにタイプがありFirehoseは全てのツイートにアクセスできるサービスです。

どうしてTwitterはGoogleにデータを提供することにしたのか

背景には以前に契約を解除した以降に、TwitterはIPOを果たし収益向上が喫緊の課題となっていることがあると思います。いうまでもなくGoogleは世界で最も利用されている検索エンジンであり、そこに掲載されることはトラフィックの確保に直結します。GoogleからのTwitterへの流入が増えるということはTwitter広告の露出およびアクションが増えることになり、収益が向上することが見込まれるのです。

一般ユーザーが気をつけるべきこと。これまで以上にツイートが人目に触れることになります

これまでもフォロワー数が少なく、普段は知り合いとしかやりとりをしていないため「私のツイートなんて知り合いしか見てない」と思ってツイートしたところ、想定外に拡散され思わぬ結果を招くことが少なくありませんでした。

しかし、Googleの検索結果に表示されるようになるということは、これまで以上にツイートが人に見つけられやすくなります。しかも、過去のツイートも検索結果に表示される可能性もあると思います。

ツイートする際には、この点を意識したほうがよさそうです。

なお、いつからツイートが検索結果に表示されるようになるかは現時点(2015年2月6日)では不明です。

(参考)Official: Twitter To Give Google Access To “Firehose” Of Tweets

FAQ: How Twitter’s New Deal To Bring Tweets To Google Search Works



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