Take This LollipopというFacebookアプリが1ヶ月で1,000万人のアクティブユーザーを獲得しました。人気のFacebookアプリといえば、ZyngaのCityVilleなどゲームが定番ですが、Take This Lollipopはゲームではありません。あなたのFacebookデータを活用したショートホラームービーです。

takethislollipop

このアプリは、優れた映像とアイデアのほかに、”Facebookに潜むプライバシーの問題“を如実に表現しています。

つまり、このアプリは、どれだけのプライバシー情報がFacebook上にあり、アプリに権限を与えることで第三者に漏洩するかを示しています。

物語は、あなたのFacebookアカウントでログインするところからはじまります

廃墟のような建物でパソコンに向かう男

男が見つめる画面に写っているものは

アナタのプロフィールです

アナタの過去を探り

アナタの住所を突き止めます

そして、アナタのほうを向き

車を走らせます

停めた車には、アナタの写真が

そして、物語は終わります

アプリに与えた権限

Take This Lollipopを利用する際に、以下の画面がでてきてアプリに許可を与える必要があります。普段、ソフトウェアやウェブのサービスの利用条件を読まずに承認するように、Facebookアプリの許可もあまり考えずに付与しているユーザーの方は、”アプリを利用するために、どのような権限を与えているのか”を少し考えたほうがいいと思います。

Take This Lollipopは、”THIS IS FOR ENTERTAINMENT PURPOSE ONLY. WE WILL NOT SAVE YOUR INFORMATION.(このアプリはエンターテインメントのみを目的としており、ユーザーのインフォメーションを保存しません。)”と謳っていますが、もし気になる方は、Facebookアプリ削除方法を参考に削除を行なってください。



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