Facebook効果指標はインプレッションからリーチへ
これまでFacebookのポストごとにインプレッションが表示されていましたが、今日から”リーチ”と”話題にしている人”に変更になっています。(なお、これらのデータはページの管理人にしか見えませんので、ご自分が管理しているページでご確認ください)
インプレッションとは、何回ファンの目に触れたか(ウォールに表示されたか)なのに対して、リーチは何人のファンの目に触れたかになります。つまり、同じユーザーが5回、同じポストを見てもインプレッションは増えて”5”になりますが、リーチは同じユーザーが何回見ても”1″のままです。
ただし、インサイトのデータ取得期間と同様に、ポスト投稿日の2日後からしかデータは表示されません。
なお、インプレッションデータが欲しい場合は、インサイトのデータエクスポート機能を利用すれば入手可能です。詳しい方法については、”新しいfacebook インサイト使い方 データをダウンロードして分析しましょう”を参考にしてください。
どうしてリーチに変更したのでしょうか
Facebookはニュースフィードの変更を繰り返しており、英語では既に新しいニュースフィードが提供されています。
Facebookの狙いは、”よりユーザーに関心の高い情報を提供すること”で、(私の推測ですが)同じ情報を繰り返し表示することを、出来るだけ避けるアルゴリズムに変更したと思われます。FacebookのニュースフィードのEdgeRankと呼ばれるアルゴリズムで表示順などが決められていますが、どんなに親しい友達のポストであっても、何回見てもアクション(いいね!やコメント)をしないということは、そのポストに対しては興味がないと判断し、表示順を下げていると推測されます。
それを裏付けるように、インプレッションが減少し、エンゲージが上昇しているという報告がされています。
(参考)新しいニュースフィードでインプレッションは33%ダウン、エンゲージメントは17%アップ
なお、今日から以下のメッセージが表示されてますので、日本でも近いうちに新しいニュースフィードがサービス開始すると思われます。
また、私の意見としては、Facebookページ管理人という立場で考えても、インプレッション(回数)よりリーチ(何人)のほうが興味があります。
ちなみにfacenaviの場合、約3,670人の方にファンになっていただいておりますが、リーチは1,200人から1,400人というところですので、33~38%というところです。もちろん、こんなに多くの方に情報を見ていただけてウレシイのですが、30%台という数字を見るとモットモットがんばってエッジランクを上げないといけないなと思った次第です。がんばります。
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