Twitterも企業・ブランドページを開始。ただし、高額な広告費を約束しなければいけないとか
Twitterの企業・ブランドページを見たことありますか?
実は2011年12月からFacebook、Google+に続きTwitterも企業・ブランドページを開始しています。
ただし、Facebookなどと違いどの企業でもブランドページを開設できるわけではなく、コカコーラ、アメリカン・エクスプレス、デル、インテル、ペプシ、ディズニー・ピクサーなど21ブランドに限定されていました。
マクドナルドのTwitterブランドページ
タダではないTwitterブランドページ。最初の21ブランドは約1億5,000万円、来週からのブランドは約192万円分の広告出稿を約束したそうです
来週から、さらに数社がTwitterブランドページを開設すると報じられていますが、開設するためにはツイッター広告を2万5,000ドル(約192万円)分、購入することが条件だそうです。(Twitter to Roll Out More Brand Pages for Advertisers That Have Committed $25K)
Twitterのchief revenue officer(すごい役職名ですね)であるアダム氏によると”ツイッターは140文字しかないので、消費者がもっと商品のことを知りたかったり、もっと時間を過ごしエンゲージメントを深めたいとなった時に、我々が行き着いたのはブランドページだった”ということです。
たしかに、新しいTwitterのデザインは、文字だけでなく画像や動画がタイムラインに埋めこまれており、FacebookのニュースフィードやGoogle+のストリームとほぼ同じ機能となっています。
Twitterの目的はユーザーの滞留時間の増加とともに、企業・ブランドからの広告収入の増加にあることは明らかでしょう。
世界中で急激にユーザーを増やしているとは言え、2011年の売上は1.39億ドル(約100億円)に過ぎないと言われています。
長い間、収益モデルを模索していたTwitterですが、プロモ商品と呼ばれる3つの広告を開始し日本でも、プロモアカウントやプロモトレンドを見るようになりました。
Twitter広告は高い成果をあげていると言われており、2013年には売上は2011年の約3倍(4億ドル)に達すると予想されていますが、広告主からブランド・ページを提供する要請があったことは想像に難くありません。
その証拠に、最初にブランド・ページを開設した21ブランドはなんと1年で200万ドル(約1億5,000万円)の広告出稿を約束したと言われています。
新デザインに移行していないユーザーには見えない
また、Twitter新デザインに移行していないユーザーが、企業・ブランドページを訪れても、これまで通りのページにしか見えません。つまり、全てのユーザーが企業・ブランドページが見れるわけではないようです。
*Twitter新デザイン移行については、こちらの記事”Twitter 新デザインがやってくる”をご覧ください。
Twitterの企業・ブランドページ、確かに魅力的ですが、アメリカ以外の普通の企業が利用できるようになるのは、少し先かも知れません。
ディズニー・ピクサーのTwitterブランドページ
GEのTwitterブランドページ
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